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「口永良部島ポータルサイト」で離島活性化。

Email: erabu.info@gmail.com

〒891-4208屋久島町口永良部島1232-3

 島に移り住みませんか?


こんな島に住んでみたいと考えている方
Iターン(移住)経験者をご紹介します。

◆老後を静かな環境で過ごしたい方
温泉が4か所もあります。
お医者さんと看護婦さんが常駐する診療所があります。
緊急の場合は、「ドクターヘリ」が飛んできます。

◆都会暮らしに疑問を持った方
収入は良いけれど、残業に追われ、子供とも遊んでやれない日々の生活に、疑問を持たれた方
都会暮らしにへとへとに疲れているのでは?
一つの選択肢として島暮らしを考えませんか?

◆子供を、豊かな自然と思いやりある地域の中で育てたい方、お子さんが学校で虐めにあって困っている、不登校で困っている方
「南海ひょうたん島留学」の制度があります。
子供だけ留学される場合もありますが、親子そろっての留学・移住された方もあります。
年老いた親がいるのでと、ためらっておられる方は、ファミリー全員がご一緒に。

◆足腰を痛められた方、アレルギーで苦しむ方
効果のある温泉があります。効果があって移り住んでしまった体験者も。


◆別荘暮らしの希望者も
数カ月だけ滞在する、優雅なご夫婦もおられます。
妻子を故郷に置きながら、季節を楽しむ方がおられます。






 漁師になりたいと考えている若人へ
漁師・後藤さんからのメッセージ

漁師仲間を増やそうとおもいたち、島外に発信します。離島で漁業を営むのは大変です。しかし全国には漁師になりたいとおもっている人が必ずいるとの思いで呼びかけます。













口永良部の主な漁業対象魚は、次の通り。

網で獲る魚  ー メジナ、ニザダイ、イシダイ、イセエビ、クツエビ(セミエビ)
浅場の魚   ー シマアジ、マダイ、スジアラ、アカハタ、アオダイ、サバ、ムロ
深場の魚   ー キンメ、ハマダイ、ムツ、タルメ
トローリング ー カツオ、キハダ、ヨコア、カッポレ、サワラ




 移住した(Iターン)島民の、移住の薦めです 



下記の文章は平成5年(1993年)に、移住者(Iターン島民)である貴舩 庄二氏によって書かれた「島民募集」の文章です。「生命の島(廃刊)」に連載された「火山島に棲む」の一部です。氏の友人が、ネット上にアップされ、そこからコピーさせてもらいました。
20年前の書かれた文章なのですが、訴えは、今なお新鮮であり「火山島に棲む」に心動かされて、移住したり、留学生となる方々が絶えません。


<事務局注>文章は、平成5年(1993年)当時のままであることをご理解下さい。

■■■■■  島 民 募 集 ■■■■■

文・イラスト / 貴舩庄二

 この孤立した島の可能性を認識し 島を害わず
海を前に 活きた火山を背に 風に全身を曝し
胸に誇りを持って生きていける 貴方!





** ***

   たち口永良部島は屋久島上屋久町の一地区となっていますが、屋久島の西方約12kmに位置する、周囲45km、活火山を有した孤島です。
人口は平成5年11月現在173名、そのなかで幼児4名、児童生徒12名、16〜39歳は男女合わせて16名と著しく高齢過疎の島です。
 昭和30年以前2千人を超す人口を抱えたこの島は、当時可能な限り開墾され、半自給自足的な生活が営まれましたが、高度経済成長期をむかえ逐次人口の流出に見舞われ、現在に到っています。

   は瓢箪型をしており、括れた部分に最も大きな集落本村を形成し、南に面した大きな湾に港を有し、町営船第2太陽丸(2百トン)が一日一便屋久島間を就航しています。瓢箪の大きな部分のやや南よりに活火山新岳を有し、周りは主に椎、松などの雑木で蔽われ、海辺は断崖となって美しい景観を見せています。
開墾された北側は、島を去る人たちが杉や松を植え、ある人たちは放置し、竹山と化し荒れた印象を与えますが、海辺は険しく荘厳です。
海は温帯と亜熱帯の接点になっており、魚種、漁量とも大変豊富です。

   て私たち口永良部島は児童生徒の確保を図ろうと、教育振興推進協議会を設け、家族移転、孫もどし、山海留学等の業務推進と、それに伴う住居・宅地農地・仕事の確保や広報に努力をしていますが、空家は近年続く台風により破損し、補修して入居できる家屋は数えるほどしかありません。また宅地農地の取得は、島では所有名義の変更が等閑にされており困難を伴いますが、気長く交渉すれば可能であると思います。仕事は差し当たって公共事業等による人夫・作業員の職はありますが、農林漁業及び牧畜等の仕事は、数年の定住を経て島の特性を把握した時点で可能だと思います。医療に関しては、医師は屋久島・鹿児島より定期診療として島の診療所を訪れますが、看護婦は1名常駐しています。緊急時にはヘリポートが整備されており、救急患者は直接鹿児島の病院へ移送されます。

   民募集などと大見栄をきって呼びかけてはいますが、正直なところ定住者の受け入れ体制はあまり整備されていないのが実情です。しかし一度この島を訪ねて戴き、貴方の目でしっかりと見て欲しいのです。口永良部島は上屋久町の各地区とは異なり海を隔てており、町行政の恩恵は後れがちであり、離島ゆえの不便さと無医地区の不安、火山や台風などの災害の恐れを抱えていますが、豊富な温泉や魚貝、美しい自然林と豊かな土壌の農地を有しています。

   私たち口永良部島が最も必要とするのは、この孤立した島の可能性を認識し、島を害わず、海を前に、活きた火山を背に、風に全身を曝し、胸に誇りを持って生きていける貴方です。
確かに立派な住宅も安定した仕事も用意されてはいません。しかし是非一度この島を見にきてください。滞在費は不要です。そして暮らしてみようかとお考えになれば、私たちはできる限りのお手伝いをいたします。訪ねて戴き、貴方の目でしっかりと見て欲しいのです。
そして暮してみようかとお考えになれば、私たちはできる限りのお手伝いをいたします。家の修理も皆で手伝います。野菜を作りたいと思われるなら畑地を貸してくれる人を紹介します。仕事が鳴ければ皆で作り出しましょう。

   在世界は自然と文明のアンバランスに呻吟しています。
口永良部島は目先の利益や安易さに補われず、自然と人間の調和を求め、全世界の範となるべく、独自の文化を創り上げる条件を備えています。
そして今必要なのは貴方です。

連絡をお待ちしています。

鹿児島県熊毛郡上屋久町口永良部島
口永良部教育振興推進協議会
会長・貴船庄二



太陽丸から望む口永良部島

■ 連絡先 ■
屋久町役場口永良部出張所   09974-9-2100
口永良部公民館        09974-9-2255


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上の文章は「火山島に棲む」の一部です。




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写真提供の皆さまへ

大沢夕志・大沢啓子ご夫妻、Yuko Takahashiさん、野元嗣由さん、後藤利幸さん、大久保政英の皆さま、ご厚意に感謝いたします。